国内

核ごみ最終処分場に相次ぎ応募の可能性 寿都、神恵内の道内2町村

 北海道寿都(すっつ)町の片岡春雄町長は原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募を8日の町議会全員協議会後に正式に表明する。町から約40キロ離れた神恵内(かもえない)村でも応募に向けた動きがあり、道内2町村で立て続けに応募となる可能性がある。

 「そろそろ方向性を見いだす時期」。9月30日の町議会全員協議会で、片岡町長は議会に早期の決着を提案した。8月13日に応募検討を表明後、住民らから反対が相次ぎ、説明会などを重ねたが溝は埋まらなかった。「(調査開始後の)勉強会に早く切り替えたい」と話している。

 一方の神恵内村では地元商工会から出された応募検討の請願を村議会の常任委員会が継続審査。委員の大半が商工会関係者で、10月2日に改めて開かれる委員会で審議して採決まで進めば、本会議で賛成多数で採択される公算が大きい。

 これまで高橋昌幸村長は「(文献調査に)今までも関心があった」と前向きな姿勢を示しており、採決を踏まえて短期間で応募に至る可能性もある。

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