国内

西村担当相、Go Toと感染の関連示す研究「査読前の論文だ」

 西村康稔経済再生担当相は8日の記者会見で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」利用者の方が新型コロナウイルスの感染リスクが高いとした東大などのチームの研究結果について「著者以外の専門家から科学的検討、査読を受ける前段階のものだ」と述べ、慎重な評価が必要だとの認識を示した。

 西村氏は「個々の論文にコメントすることは控える」としつつ、論文には「事業の利用が直接的に新型コロナ症状の増加につながったという因果関係は証明できない」など、4点の「限界点」も記述されていると強調。その上で「事業は感染防止策を徹底したうえで行っており、感染者についても報告を受けている。専門家の意見を聞きながら適切に運用していきたい」と語った。

 研究結果はトラベル事業利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナ感染を疑わせる症状を経験したとの内容で、東大などのチームが7日に公表。PCR検査による確定診断とは異なるが、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、2倍の差があるとしている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus