国内

東京の拾得物3割減 コロナ、来日外国人影響か

 昨年、警視庁に届け出があった東京都内の拾得物は約280万6千件で、前年に比べ32・4%減少したことが5日、同庁への取材で分かった。遺失届は約78万5千件で25・0%減り、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や、商業施設などの営業時間短縮が原因とみられる。

 拾得物の現金は約33億1千万円(前年比14・8%減)。物品は約304万7千点(同32・8%減)で、品目別では運転免許証などの「証明書類」が最も多かった。落とし主に返還された現金は約24億7千万円、物品は約105万8千点だった。

 来日外国人が減った影響を受けてカメラや土産物などの減少が目立ち、普及が進むマイナンバーカードの落とし物が増えたという。

 拾得物は近年、増加傾向が続いていた。担当者は「東京五輪の延期、コロナの影響で大幅に減少した」と話している。

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