国内

2月の経常黒字4・7%減 コロナ拡大で貿易収支悪化

 財務省が8日発表した2月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比4・7%減の2兆9169億円だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞が響き、貿易収支が悪化したため、7カ月ぶりのマイナスとなった。黒字は80カ月(6年8カ月)連続だった。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5242億円の黒字で、61・6%減少した。輸出は米国向けの自動車が減少し、4・0%減の6兆752億円。新型コロナの影響で前年の中国での生産が鈍り輸入が低水準だった反動で、今年2月の輸入は11・8%増の5兆5510億円となった。

 旅行や貨物輸送を含むサービス収支は757億円の赤字だった。知的財産権などの使用料の受け取りが増え、赤字幅は縮小した。

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