国内

トルコ中銀副総裁ら解任 大統領、通貨リラ最安値

 トルコのエルドアン大統領は中央銀行の副総裁2人を含む金融政策委員会の委員3人を解任した。14日公表の官報で明らかにした。インフレが加速する中、エルドアン氏は利下げを主張しており、中銀介入を強化するとみられる。通貨リラはドルに対して9・10リラ台に急落、最安値を更新した。

 中銀は9月23日の政策決定会合で主要政策金利を1・0%引き下げ、18・00%と決定した。インフレ抑制には利上げが必要とされるが、市場はエルドアン氏による圧力の結果と受け止め、リラ売りが進んでいた。

 3人の解任は10月13日付。新たに副総裁1人と委員1人を任命した。エルドアン氏は3月、金融引き締め策を断行した前総裁を解任した。利下げを進めるとみられた後任のカブジュオール総裁が慎重姿勢に転じたため不満を募らせていたとされる。(共同)

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