ＴＰＰ首席会合を開催　各国手続き早期終結確認

　環太平洋連携協定（TPP）に参加する日米など12カ国は3日、ニュージーランドの最大都市オークランドで首席交渉官会合を開いた。発効に向けた各国の国内手続きを早期に終結させることを確認する。

　3日夕方に始まる閣僚会合に先立って開催し、議題を整理する。一連の会合では、新たに参加を希望する国への対応や、各国の調整役を担う事務局の設置なども協議のテーマとなる。

　4日昼には協定文の署名式を開く。これで昨年10月に大筋合意した協定の内容が確定する。

　閣僚会合と署名式には、高鳥修一内閣府副大臣が出席する。

（共同）