NY原油、36ドル台に反落

2016.3.9 09:21

 8日のニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに反落し、指標の米国産標準油種(WTI)4月渡しが前日比1・40ドル安の1バレル=36・50ドルで取引を終えた。

 中国の2月の貿易統計が振るわず、原油の需要低迷が長引くとの見方が広がった。米エネルギー省が世界の需要見通しを下方修正したことも売り材料となった。

 原油相場は通常取引開始前の時間外取引で一時、約2カ月ぶりの高値となる1バレル=38・39ドルまで上昇する場面もあった。(共同)

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