11月の消費者物価はマイナス0・4% 9カ月連続で下落

2016.12.27 08:55

 総務省が27日発表した11月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0・4%下落の99・8だった。マイナスは9カ月連続。

 重しとなっていた原油価格は持ち直しているが、消費者の節約志向が根強く、日銀が目指す物価上昇率2%とは開きが大きい状況が続いている。

 全国の先行指標とされる12月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く)は前年同月比0・6%下落の99・5で、10カ月連続のマイナスだった。

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