NY病院で銃撃事件 1人死亡 元医師、解雇を恨む?

2017.7.1 07:30

 【ニューヨーク=松浦肇】米ニューヨークの病院内で6月30日、男が自動小銃を発砲し、医師1人が死亡、6人がけがをした。男は現場で自殺した。単独犯とみられ、テロ組織との関係はないもよう。

 米メディアによると、容疑者の男は以前、同病院に医師として勤務しており、解雇された恨みから犯行に及んだとみられる。病院に忍び込むと、白衣の下に隠していた自動小銃を取り出し、勤務中の医師らに向けて発砲したという。

 現場となった病院は、ニューヨーク・ブロンクス地区のヤンキーズ・スタジアムの近くにある。事件発生直後、病院は一時的に封鎖され、警察のテロ対策班が投入される騒ぎになった。 

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