NY株反発、104ドル高 ナスダックは初の7千台

2018.1.3 07:41

年明け2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は2営業日ぶりに反発し、休み前の昨年12月29日と比べ104・79ドル高の2万4824・01ドルで取引を終えた。主要通貨に対してドルが売られたことで、収益改善への期待感からグローバル企業が買われた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数の終値は103・51ポイント高の7006・90となり、初めて7000を突破した。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は22・20ポイント高の2695・81と約2週間ぶりに過去最高値を更新した。

 ダウ平均の構成銘柄では、一部金融機関が投資判断を引き上げたと伝わった娯楽・メディアのウォルト・ディズニーが大きく値を伸ばした。原油先物価格が高値圏にあることが好感され、石油のシェブロンやエクソンモービルも買われた。(共同)

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