東証終値2万4000円回復、上げ幅今年最大598円高 米中、英EUの懸念後退

2019.12.13 15:48

 13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、約1年2カ月ぶりに節目の2万4000円台を回復した。米中貿易摩擦と英国の欧州連合(EU)離脱問題を巡る懸念がいずれも後退し、買い注文が膨らんだ。終値は前日比598円29銭高の2万4023円10銭で、上げ幅は今年最大となった。

 東証株価指数(TOPIX)は27・15ポイント高の1739・98で、約1年2カ月ぶりの高値。出来高は約19億3500万株だった。13日は上海、香港のアジア株も堅調で投資家心理を明るくした。日経平均株価の上げ幅は一時620円を超えた。

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