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新UI、テレビでも…「dTV」動画配信サービス拡充 ドコモの技術×エイベックスのコンテンツ

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新UI、テレビでも…「dTV」動画配信サービス拡充 ドコモの技術×エイベックスのコンテンツ

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dビデオのサービスリニューアルを発表したNTTドコモの中山俊樹常務(右)とエイベックス通信放送の千葉龍平社長  NTTドコモとエイベックス通信放送が提供する定額制動画サービス「dビデオ powered by BeeTV」が22日から「dTV」にリニューアルされる。エイベックスにとっては使いやすいUI(ユーザーインターフェース、操作性)の開発やテレビ視聴を可能にしたドコモの技術力、ドコモにとっては通信技術を生かしたスマートライフの実現に必要なエイベックスの圧倒的なコンテンツ力。2日に千葉・舞浜で開かれた新戦略発表会では両者にメリットのある良好な関係が見えてきた。

 新戦略発表会で最初に登壇したエイベックス通信放送の千葉龍平社長は「前身のBeeTVを始めて6年目を迎え、その間に動画配信の環境は著しく変化した。競争激化を改革の機会ととらえ1年間研究開発してきた」と述べ、続けてドコモの中山俊樹常務は「dビデオに3つの進化を与えたい」とし新UI、テレビにつなぐ専用ターミナルに加えて「リッチでユニークなコンテンツの強化」を挙げた。

 リニューアルのキーワードは「映像のミカタを変える」。アピールポイントは「自分の好きに出会える新UI」「スマホ・PC さらにテレビでもっと見やすく」「圧倒的なプレミアムコンテンツ」となる。

 新開発の「ザッピングUI」では、アプリ起動時にカテゴリーごとに複数番組の予告編が流れる。左右に画面をスライドさせていけば、テレビのチャンネルを変えるように番組が探せるようになった。過去の視聴履歴、性別、年齢などを解析して好みに合った作品を自動で教えてくれる「あなたにオススメ」チャンネルも加えた。

 ドコモはdTVのスタートに合わせ、動画を自宅などのテレビでも視聴可能にする専用アダプター「dTVターミナル」(税抜き6980円、月々290円の24回払いも可能)を22日に発売する。先着30万人に毎月1枚、最大14カ月レンタルクーポンをプレゼントするキャンペーンを実施する。dTVだけじゃなくdアニメストア大画面で楽しむことができるほか、対応サービスを順次拡大する予定という。

 dTVはドコモ以外のユーザーも利用でき、月額500円(税抜き)で映画、テレビ、アニメ、音楽など約12万作品が見放題になる。エイベックス通信放送の村本理恵子取締役は「量だけでなく質も向上した」と強調した。

 新戦略発表会と合わせて8月公開の映画「進撃の巨人」と連動したドラマをdTVオリジナルの番組として独占配信することも発表。石原さとみら豪華キャストを登場させて華やかさを演出した。ほかにも「ニューシネマパラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ、「キャシャーン」の紀里谷和明ら著名監督のオリジナル作品が目白押しとなる。

 世界最大の動画配信サービス会社となる米ネットフリックスが日本市場に今秋参入する予定だが「市場の活性化は歓迎する」(村本取締役)と自信を見せた。

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