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「iQOSは屋内空気に悪影響与えない」 フィリップモリスが試験結果

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「iQOSは屋内空気に悪影響与えない」 フィリップモリスが試験結果

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 フィリップ モリス ジャパンは加熱式たばこ「iQOS(アイコス)」を使用した際の屋内空気の汚れに関する試験結果を報道関係者向けに発表した。測定対象となった18種類の化合物のうち2種類が検出されたが、いずれも国内やEUが定めたガイドラインを大幅に下回り、「iQOSの使用は屋内空気環境に悪影響を与えない」と結論付けている。試験結果は12月3、4日に沖縄で開催された室内環境学会学術大会でも発表された。

 今年9月に発売された「iQOS」は、巻き紙を燃焼させる代わりにホルダーに差し込んだ専用たばこを加熱し蒸気を吸引。加熱温度を低くしたことで有害性成分を大幅にカットした。電子タバコと違ってニコチンを残しているが、従来の紙巻きたばこと比較して、健康被害のリスクを低減させる可能性があることを実証中だ。

 今回の実験は、厳密にコントロールされた環境下で実際の生活を擬似的に再現して実施。ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ニコチンなど18種類の化合物を対象とし、「紙巻きたばこの使用者」「iQOS使用者」「何もしない人」がそれぞれ5時間滞在した実験室の空気を測定した。

 紙巻きたばこ使用時は18種類すべての化合物が「何もしない」よりも多く検出されたのに対し、iQOS使用時はニコチンとアセトアルデヒドだけだった。ニコチンについては、iQOS使用時に「何もしない」よりも1立方メートル中1マイクログラム多くなり、アセトアルデヒドについてはさらに微量だった。2つとも国内やEUが定める曝露上限値を大幅に下回る数値という。

 フィリップ モリス インターナショナルの屋内環境試験担当マネージャーのキャサリン・ゴウジョン氏は最終的な結論として「iQOSは環境中にたばこの煙を出さない。要素が数多く存在する中でiQOSは屋内空気環境に悪影響を与えない」と述べた。

 同社の研究者が今年7月の日本毒性学会学術年会で「iQOSが飲食店や居住空間での受動喫煙のリスクを下げる可能性がある」とする研究結果を発表していたが、屋内環境に悪影響を与えないことを示す試験データが出されたのは初めて。

 フィリップ モリス ジャパンは禁煙スペースでもiQOSの使用を認めてもらう「iQOSウェルカムプレイス」(4日現在で東京、大阪など23店舗で展開)に参加する店舗を募っている。

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  • 加熱式たばこ「iQOS」

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