アリババ・蘇寧100億元出資 協業深め「規模のメリット」追求
配信元:中国新聞 更新中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)と家電量販大手、蘇寧雲商集団はこのほど、戦略発表会を開催、100億元(約1626億円)を共同出資し、「万億智造(数兆元スマート生産)計画」を推進することを明らかにした。両社は共同で、販売ルートの電子化や産業チェーンの再構築などを進め、3年以内に(取り扱いメーカーを)年商500億元超の「スーパーブランド」と特色ある中小ブランドに育て上げるとしている。
昨年8月、両社は相互に出資し資本提携することを発表していた。今回の計画はそれが基盤となっており、アリババのエコシステム(生態系)のリソースを、蘇寧が長年にわたり構築してきた物流やオンライン店舗、消費者金融などに活用し、両社の潜在力を活性化。サプライチェーン(供給網)と生産の高度化に向けた模索・試みを行っていく。
このため顧客情報や来店情報、ビッグデータ情報を相互提供する。両社のプラットフォームで年商100億元規模に達しているブランドは現在、家電大手の美的集団(ミデア・グループ)や海爾集団(ハイアール)、海信集団(ハイセンス)、華為技術(ファーウェイ)、小米科技(シャオミ)、韓国サムスン電子などがあるが、これらを3年以内に年商500億元に引き上げるという。
また年商50億元規模の聯想集団(レノボ・グループ)や創維集団(スカイワース)、独シーメンス、ソニー、キヤノンなどは3年以内に200億元に引き上げる。
