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ソニー営業益5000億円 18年3月期見通し エレキ事業牽引

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ソニー営業益5000億円 18年3月期見通し エレキ事業牽引

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 ソニーは28日、2018年3月期の連結営業利益が前期比73.2%増の5000億円になるとの見通しを発表した。スマートフォンのカメラに使うイメージセンサーなどエレクトロニクス事業の利益拡大が牽引(けんいん)し、過去最高だった1998年3月期の5257億円に迫る水準になる。18年3月期の売上高は5.2%増の8兆円、最終利益は3.5倍の2550億円を見込む。

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 ソニーは一昨年に、18年3月期の営業利益を5000億円以上とする計画を打ち出した。昨年4月の熊本地震でイメージセンサーを生産する工場が被災、今年1月には映画事業で減損損失を計上するなど逆風があったが、吉田憲一郎副社長は同日の会見で「今年度は結果を出す年。目標は達成可能と考えている」と述べた。

 18年3月期は需要が旺盛なイメージセンサーや、家庭用ゲーム機「プレイステーション4」の好調な販売に伴うソフトの販売増が収益拡大を後押しする。また、15年3月期に2000億円を超える赤字を出したモバイル事業では自社ブランドのスマホ「エクスペリア」が増加に転じる。

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