SankeiBiz for mobile

JR東、豪華寝台列車「四季島」デビュー 揺れと騒音抑制に新技術総動員

記事詳細

JR東、豪華寝台列車「四季島」デビュー 揺れと騒音抑制に新技術総動員

更新

 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が1日にデビュー。高級感のあるシャンパンゴールドの車体に「和」を取り入れた内装で、高級ホテル並みのサービスを受けながら東日本各地を巡る。「クルーズトレイン」にふさわしい快適な旅にするため、先進の技術を多く取り入れた点も注目される。

<< 下に続く >>

 四季島にある17の客室は3種類あり全室がスイートルーム。このうち2室にはヒノキの浴槽があるバスルームが付く。ダイニングやラウンジ、展望車も備える。

 こうした車両にふさわしい快適性を保とうと、JR東は揺れと騒音を抑える技術を盛り込んだ。

 横揺れの対策として装備したのが、東北新幹線のE5系などに使われている「フルアクティブサスペンション」。検知した振動と反対の力を加えることで揺れを抑える。

 またレールの継ぎ目を通過する際に起こる「ガタンゴトン」という上下の振動を抑えるためのダンパーを搭載した。運行本数が多い首都圏などの路線は継ぎ目が少ない「ロングレール」を採用しているが、四季島はまだ継ぎ目が多い路線も走るためだ。さらに車体に防音材を入れるなどして静粛性を確保した。

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です