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JR東海 新幹線トラブルを総会で陳謝

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JR東海 新幹線トラブルを総会で陳謝

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 JR東海は23日、名古屋市で定時株主総会を開いた。21日に停電で東海道・山陽新幹線の京都-博多間に運転見合わせが広がったトラブルについて、長田豊副社長が「多くのお客さまにご迷惑を掛けた」と陳謝した。

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 長田氏は「原因は調査中」とした上で「しっかりと究明し、再発防止策を講じる」との考えを示した。

 総会では、2027年に東京・品川-名古屋を先行開業するリニア中央新幹線の建設に関する質問が株主から出た。

 リニアは、品川と名古屋の新駅の工事に着手したほか、山梨、長野、静岡の3県を貫く南アルプストンネルの掘削が山梨と長野で始まっている。南アルプストンネルの工事は最難関とされるが、JR東海の幹部は「十分に研究しており、問題なくできると確信している」と説明した。

 大阪までの全線開業は45年の予定だったが、財政投融資を活用して最大8年間の前倒しを目指している。

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