SankeiBiz for mobile

協調減産、再延長も 相場軟調で主要産油国

記事詳細

協調減産、再延長も 相場軟調で主要産油国

更新

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどOPEC非加盟国からなる主要産油国は24日、原油の協調減産の取り組み状況を確認する減産監視委員会をロシア・サンクトペテルブルクで開き、必要があれば来年3月末までの減産期間を再延長することを確認した。原油先物相場がこのところ1バレル=50ドルの大台を割り込み、軟調に推移していることに対応するのが狙い。

<< 下に続く >>

 OPECと非加盟国は今年11月30日に開催予定の閣僚級会合で再延長について協議する見通し。ロイター通信によると、監視委の委員長を務めるクウェートのマルズーク石油相兼電力水相は24日、臨時の閣僚級会合を開く可能性にも触れた。

 減産は半年間の予定で1月に始めたが、在庫削減が進んでいないため、5月に来年3月末まで延ばすことを決めた。(共同)

ランキング

Facebook Messanger登録

あなたに合わせたニュースを毎日お届け

Facebook Messangerを登録した時のイメージ画像です