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【仮想通貨まるわかり】(10)マネーロンダリング 高い匿名性悪用し交換 北朝鮮の資金源にも

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【仮想通貨まるわかり】(10)マネーロンダリング 高い匿名性悪用し交換 北朝鮮の資金源にも

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 仮想通貨は犯罪資金のマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ組織への資金供与に使われている可能性がある。北朝鮮の資金源になっているとの見方もある。

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 マネーロンダリングでは、仮想通貨のなかでも匿名性の高い暗号化匿名通貨が使われるケースが多い。送り先を一度しか使えないワンタイムアドレスにしたり、取引時にデータシャッフルを行ったりして、資金移動の経路を隠せる特徴があるからだ。特に「DASH(ダッシュ)」「Monero(モネロ)」「Zcash(ジーキャッシュ)」「Komodo(コモド)」といった仮想通貨は匿名性が高いとされる。

 米情報セキュリティー会社、エイリアンボルトによると、北朝鮮は仮想通貨を得るために仮想通貨取引に不可欠な作業「マイニング(採掘)」を悪用。コンピューターウイルスを使うなどして、第三者のパソコンなどにモネロの採掘のためのプログラムをインストール。採掘の報酬として受け取った通貨を平壌の金日成総合大学のサーバーに送る仕組みを構築していたとみられる。

 このほか仮想通貨交換業者コインチェック(東京)から約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題では、犯人が匿名性の高いネット空間「ダーク(闇)ウェブ」に仮想通貨交換サイトを開設。盗んだネムを相場よりも2割程度安くして、ビットコインなどとの交換を持ちかけていたことも判明している。(随時掲載)

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