中小企業
農業の6次産業で「甘酒ヌーボー」発売 ベストシーン、観光業との組み合わせも構想
既に第2弾として、来年1月には低糖質、低カロリーの玄米リゾットを発売する予定。このほか、米粉を使ったスイーツやパンも開発中だ。
同社は梅干しメーカーに約20年間勤務していた鈴木社長が農業の6次産業化を志して昨年起業。水田8万5000平方メートルを借りて稲作に着手した。
今後、6次産業化を推し進めるために耕作地を広げるほか、他の生産者や食品加工業者と提携を進めることで地方活性化に貢献する。それに加え、「雪の降る農閑期に、自社農場にかまくらを作って照明で飾り、アミューズメント施設のようにして観光客を呼び込みたい」と観光業との組み合わせも構想している。
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【会社概要】ベストシーン
▽本社=和歌山市小松原5-3-5
▽設立=2017年10月
▽資本金=700万円
▽従業員=8人
▽事業内容=農業の経営、農作物の加工、販売