神奈川発 輝く

お土産生産、「脱他県」の挑戦 鎌倉ビール醸造、地域限定の存在感高める

【会社概要】鎌倉ビール醸造

 ▽本社=神奈川県鎌倉市大町5-9-29(0467・23・5533)

 ▽設立=1997年2月

 ▽資本金=5100万円

 ▽従業員=13人

 ▽売上高=5億3000万円(2018年6月期)

 ▽事業内容=地ビール・清涼飲料水・食品の製造販売、コンビニエンスストア事業など

■ □ ■

 □今村仁右衛門社長

 ■懇親会で消費者の気持ちに歩み寄る

 --大手ビールメーカーとの違いは

 「大手は100人のうち1人が飲んでくれれば、採算が取れるかもしれないが、われわれは100人中90人に選んでもらわなければならない。そのためにも、より存在感のあるビール造りが求められる」

 --創業を決意したとき、ビール造りは素人だった

 「海外を巡って、本場のビールを学ぶところから始めた。オーストラリアで出合ったごく小さな醸造所の一杯は、英国と米国のビールの特徴が、ほどよく融合していて衝撃を受けた。『造るならこれだ!』と思い、レシピなどを提供してもらって工場で造り始めたのが当社の商品の始まり。もっとも、そこに行くまでに、製造設備を発注した海外のメーカーが倒産して、機械が入ってこないなどの波乱もあった」

 --人材の確保は

 「商品開発部の担当者は、バイオテクノロジーの専門学校の学生を主に採用しており、創業当初から籍を置く者もいる。ビールを造るうえで、最も大切なのは酵母の管理。そうした基本の技術をカバーして、他社と差をつけるために必要なのが、担当者のセンスだ。消費者に認められる商品を出せており、人材には恵まれていると感じている」

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