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ペイク アプリで商品情報、訪日客向け強化

 □ペイク最高経営責任者・古田奎輔さん(25)

 --店舗で売られる商品のバーコードをスマートフォンで読み取ると英語や中国語、タイ語など7言語で商品情報や口コミを見ることができるアプリを無料で提供し、外国人観光客の注目を集め始めている

 「アプリを提供する海外サイトでランキング1位を獲得することもある。ダウンロード数は累計で約350万。約140カ国・地域の人が利用していて、台湾が最も多く全体の約4割だ。現在、対応している商品数は30万点程度で、まだまだ増やしていかないといけない。新たな対応言語としてフランス語やスペイン語、インドネシア語、ロシア語などを検討している」

 --収入はどこから得るのか

 「メーカーが商品情報を登録する際に利用料が入る。メーカー側には登録した商品が、どこの店でどのような属性の人に見られているかというような分析情報を提供している。小売店に対しては、バーコードを読み取れるタブレット端末を提供していて、その利用料もある」

 --今後の戦略は

 「現在は日本に来る外国人をターゲットにしているが、商品のパッケージにある説明が読めないという問題は世界中で起きている。海外旅行をする人は世界で年13億人程度ともいわれる。将来的にはサービスをグローバルに展開していきたい。世界で買い物に関するデータを集められれば、莫大(ばくだい)なビジネスチャンスになる」

 --株式上場を目指すのか

 「数年以内に上場したい。現時点では日本での上場の確率が高い。上場で得た資金を事業の海外展開に投資することになるだろう。また、上場しても本社は沖縄に残したい。われわれのサービスは沖縄で始まり、多くの人々に助けられた。沖縄でベンチャー企業が大きく伸びる事例は少なく、地元からの期待感も背負っている」

【プロフィル】古田奎輔

 ふるた・けいすけ 2014年Payke(ペイク)設立。15年11月から外国人向けショッピング支援アプリ「Payke」のサービス開始。17年に総務省などがベンチャー支援として開催する「起業家万博」で総務大臣賞受賞。東京都出身。

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