中小企業

favy 料理人のためのコワーキングスペース 来店客人気投票1位で独立支援

 飲食業のマーケティング支援を手掛けるfavy(ファビー、東京都新宿区)は、日本初の料理人向けコワーキングスペース「リダイン銀座」を東京・銀座にオープンした。房厨(ちゅうぼう)、機材、客席、スタッフなどの費用を5人の料理人でシェアし、初期負担を軽減して出店しやすくした。来店客の人気投票も実施し、一定期間1位を獲得すると独立支援を受けられる。地方の飲食業活性化のため、同じ形態で全国展開も計画している。

 面積は約400平方メートルで、120席。公募で選ばれた5人の料理人が一斉に調理できる厨房と資材をそろえた。1人当たりの初期費用は21万6000円、月額利用料5万4000円のほか、売り上げの45%を納める。食材は各自用意する。

 飲食店の独立開業には店舗探しから機材購入など、1000万円以上かかるとみられる半面、開業1年以内に3割が廃業に追い込まれるとされる。

 来店客は1カ所でフレンチ、イタリアン、スープカレーといった5店舗の料理を味わえるほか、店内に設置したタブレット端末から気に入った店舗に投票できる。投票数、売上高、注文数による総合ランキングが毎月公表され、3カ月最下位が続くと退店しなければならない。

 ファビーの佐藤直樹経営戦略室長は、「起業リスクを抑えることで、独立を目指す料理人がチャレンジする機会を提供する」と話している。

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