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電事連会長に関電の岩根社長 自由化や原発に対応

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 全国の大手電力会社でつくる電気事業連合会が、勝野哲会長(64)(中部電力社長)の後任に、関西電力の岩根茂樹社長(65)を充てる方針を固めたことが21日、分かった。6月に就任する予定。電力小売りの全面自由化による環境変化や原発の再稼働問題に対応する。

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 勝野氏は平成28年6月に電事連会長に就任した。電事連の会長は長年、東京電力と関電、中部電の社長が務めてきた。ただ、福島第1原発事故を起こした東電からは当面選ばれない見通し。

 岩根氏は関電で企画畑が長いが、原発事業にも精通。電力小売りの公正な競争環境の整備や、全国の原発の再稼働に向けて国民に安全性を訴える活動などが中心となりそうだ。

 岩根 茂樹氏(いわね・しげき)京大卒。昭和51年関西電力。副社長を経て、平成28年6月から社長。大阪府出身。

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