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日立が米ロボットシステム会社を1500億円超で買収

 日立製作所は24日、産業用ロボットを使った生産ラインや物流システムの構築を手掛ける米国のJRオートメーションテクノロジーズ(ミシガン州)を買収すると発表した。買収額は14億2500万ドル(約1594億円)で、今年中に手続きを完了する計画。買収を機に、北米のロボットシステム構築市場に参入する。

 JRオートメーションは自動車産業や航空機産業向けに強い。2018年度の連結売上高は約6億ドル(約671億円)で従業員数は約2千人。日立は米投資ファンドなどから全株式を取得し、完全子会社にする。

 日立は、グループ会社の日立産機システム(東京都千代田区)が、近く溶接向けのシステム構築に強いケーイーシー(岐阜県各務原市)を買収する計画。JRオートメーションの顧客基盤や技術を取り込む一方、グループ内の連携も強化して事業を拡大したい考え。

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