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ソフトバンク「ギガ国物語 ギガ王」篇 土屋太鳳さん、A猪木さんの“名セリフ”奪う

 ソフトバンクが6月27日から放映しているテレビCMシリーズ「ギガ国物語」の新CM「ギガ王」篇-。女優の土屋太鳳さん、人気アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣さん、元プロレスラーのアントニオ猪木さんの3人が掛け合いを披露しているが、猪木さんの見せ場を奪う土屋さんのまさかの行動が話題を呼んでいる。

 「元気ですかー」。おなじみの英グラムロックバンド、T・レックスの20センチュリー・ボーイの軽快な曲とともに、歓声に沸く群衆の前で、声を上げる猪木さんが登場するところからCMは始まる。猪木さんの後ろにいる土屋さんが「みんな元気ね」と言うと、「ギガが使い放題だから」と笑顔で答える白石さん。

 CMでは、ソフトバンクの携帯電話で、全てのアプリサービスのデータ消費がゼロになる「ギガ使い放題キャンペーン」を紹介している。ギガ不足に苦しんでいた国民たちがギガ使い放題になり、元気を取り戻したところに国王に扮(ふん)する猪木さんが現れるという舞台設定だ。

 「ギガがあれば何でも観れる。ご唱和ください」。聞き慣れたフレーズを国民に向かって叫ぶ猪木さん。すると、何かを察したように「ハッハッハッハッハー」と発声練習を始める土屋さん。「行くぞ-。1・2・3」。続けて叫ぶ猪木さんに国民たちも腕を突き上げて唱和し、会場のボルテージも最高潮だ。

 「ギガァーー」。猪木さんが最後のワンフレーズを叫ぶ直前、何とそれを遮って土屋さんが猪木さんからマイクを奪い、シャウト-。舞い上がる紙吹雪とともに国民たちが歓喜に沸く中、一番の見せ場を奪われた猪木さんが、唖然(あぜん)として土屋さんを見つめるシーンで、CMは締めくくられる。

 注目は何と言っても、フライングして猪木さんの決めせりふを奪いつつも、悪びれない元気いっぱいの笑顔を見せてくれた土屋さんだ。撮影時には「1・2・3、ギガー」と叫ぶシーンで、「1・2・3ダー」と思わず叫んでしまったのだとか。「なんで?」と大爆笑する白石さんに「つい聞き慣れた方を言っちゃった(笑)」と答え、スタジオ全体が温かい雰囲気に包まれたという。

 猪木さんとの初共演に土屋さんは「まるでサンタクロースに会ったときみたいに伝説のお方に会えたという喜びでいっぱい」。白石さんも「小さい頃から見ていた憧れのヒーローが目の前に現れて、パワーをもらいました」と感激しきり。ドラマや映画で大活躍中の2人だが、猪木さんとの共演で元気をチャージできただけに、次の作品でのさらなる活躍が期待される。

 https://www.youtube.com/watch?v=3pWKZMgVDyY

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