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ウィーワーク、神戸市とも連携 企業誘致など事業支援 日本進出6都市目

 神戸市は、米コワーキングスぺース大手のウィーワーク日本法人、ウィーワーク・ジャパン(東京都港区)と共同で、企業誘致などを柱としたビジネス支援プログラムを展開する。同市中央区に11月に開設するコワーキングスペースに、国内外の起業家やベンチャー企業を誘致。地元経済の活性化につなげる。

 神戸への誘致活動を進めるため市は、8月30日にJR東京駅近くの「WeWork丸の内北口」に起業家やベンチャー企業誘致のための拠点を開設し、市職員2人を常駐させた。10月には4人体制にする。新規にオフィスの開設を考える起業家やベンチャー企業や外資系企業などに対し、市はウィーワークへの入居費用の一部を補助する制度も設けた。

 新たにできる「WeWork三宮プラザイースト」は、JR三ノ宮駅、私鉄・地下鉄の三宮駅から徒歩4分の場所にあり、大阪や京都、さらに神戸空港への行き来もしやすい。

 ウィーワークは2018年2月に東京・六本木に“初上陸”。以降、横浜、大阪、福岡、名古屋に次いで、神戸が6番目の進出都市となる。現在、日本国内には約30カ所の拠点がある。ウィーワークにとって、国内の自治体との連携は横浜市に次いで2例目。

 神戸市の久元喜造市長は「野心を持ってグローバルエコノミーの中で活躍しようとする人にぜひ来てほしい。神戸をバネに世界で活躍できるような企業を生み出したい」と話している。

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