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町工場見本市、13日開幕 見所はスポーツ支える技術 東京国際フォーラムで

 東京都葛飾区と東京商工会議所葛飾支部は13、14の両日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで中小製造業者を集めた展示会「第6回町工場見本市2020」を開催する。

 見どころはスポーツを支える町工場。東京五輪のチケットの中でも水泳は人気で、参加人口も多い。その水泳で葛飾区の“町工場”ハヤブサ技研が奮闘している。

 最近ではスポーツクラブやホテル、公共施設などのプールには欠かせない水着専用脱水機を手掛ける同社は、この分野を創出した企業で、市場シェアも90%以上とみられている。ぬれた水着を持ち帰るわずらわしさを解消し、プール利用者の増加、リピート率の向上に貢献してきた立役者だ。

 同社はいま、東京五輪などに伴う水泳人気の上昇をめざし、水着専用脱水機のさらなる普及に奔走。町工場見本市でも技術や商品をアピールする。

 ほかにも、見本市にはフェンシングの剣先や競技用自転車に取り付ける「エンドワッシャー」という部品で高い実績を有するミツミ製作所、トップアスリートも使うスポーツシューズに採用された樹脂フィルムとゴムからなる複合素材「R-COMPO」を手掛ける中野製作所が出展する。

 「町工場見本市」には葛飾区とその周辺区域から日本を元気にする中小製造業者が一堂に会する。入場は無料(事前に登録が必要)。詳細は特設のホームページ(https://machikouba.jp/)まで。

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