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請戸漁港9年ぶり市場再開 福島・浪江、活性化に期待

 平成23年の東日本大震災の津波で大きな被害を受けた福島県浪江町の請戸(うけど)漁港で8日、請戸地方卸売市場が震災から約9年ぶりに再開し、競りが行われた。同港で水揚げした魚はこれまで相馬市の市場などに陸送していた。輸送の手間やコストが減り、地元水産業の活性化が期待される。

 早朝から大ぶりのヒラメやカレイなどが次々と水揚げされ、午前9時すぎに始まった競りでは仲買人らの威勢の良い掛け声が響いた。同町の吉田数博町長は「震災直後は諦めかけたが、多くの人の努力で再開できてうれしい。港の活気が町の復興を引っ張ってほしい」と話した。昼ごろには町内のスーパーに取れたての魚が並んだ。請戸漁港は、過酷事故を起こした東京電力福島第1原発の北約7キロにある。

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