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3月の工作機械受注 前年同月比40・8%減 新型コロナで受注低迷

 日本工作機械工業会が9日に発表した3月の工作機械受注総額(速報)は、前年同月比40・8%減の773億5500万円で、18カ月連続で前年同月実績を割った。好不調の判断の境目となる1千億円を8カ月連続で下回った。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、国内外の製造業で設備投資を先送りする傾向が強まっている。

 内需は36・5%減の342億3500万円で16カ月連続のマイナス。外需は43・8%減の431億2千万円。3月に入ってから中国以外でも移動制限を強化する国が増えており、多くのメーカーでは商談が思うように進んでいない状況だ。

 日本も8日、東京など7都府県を対象に、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を出しており、4月以降は国内製造業からの受注が落ち込む可能性がある。

 工作機械受注は設備投資の先行指標とされており、工作機械受注低迷の長期化は国内景気に大きなダメージを与えそうだ。

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