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米、有人宇宙飛行を9年ぶり再開へ スペースシャトル退役後初

 米航空宇宙局(NASA)は17日、米宇宙企業スペースXが開発した有人型ドラゴン宇宙船を5月27日、初めて人を乗せて打ち上げると発表した。NASAの男性飛行士2人が搭乗する。米国では2011年にスペースシャトルを退役させた後、自国の宇宙船による有人飛行は途絶えており、9年ぶりの再開となる。

 南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから5月27日午後4時32分(日本時間28日午前5時32分)にファルコン9ロケットで打ち上げ、国際宇宙ステーションに接続させる。地球への帰還も含めて成功すれば、次の打ち上げで日本人飛行士の野口聡一さん(55)がNASAの3人とともに搭乗する予定。

 5月の初の有人飛行で乗り組むのはダグラス・ハーレーさんとロバート・ベンケンさん。2人ともスペースシャトルで2回、飛行経験がある。ステーションに滞在する期間は今後決める。(共同)

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