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大阪府内の開業医「収入減った」9割 新型コロナで受診控え

 大阪府保険医協会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて府内の開業医を対象に実施したアンケートで、9割が4月の保険診療収入が前年同月よりも減ったと答えた、との結果をまとめた。

 感染を恐れて受診を控える動きが要因とみられる。経営悪化で閉院を検討する開業医もいるといい、同協会は「地域医療に影響を及ぼしかねない」と懸念している。

 アンケートは、協会の会員医療機関(病院を除く)約3800カ所に送り、5月20日までに516カ所から回答を得た。

 90%に当たる465カ所が「収入が減った」と回答。減収の割合を尋ねると「20%以上」が半数を超えた。耳鼻科や小児科で減収幅の大きいケースが目立った。子供への感染や、くしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染に不安があるためとみられる。

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