サービス
JR九州と西鉄が初の連携 スマホアプリで割引乗車券販売
西日本鉄道とＪＲ九州は１４日、目的地への最適な交通手段を検索できるスマートフォン向けアプリ「マイルート」で、鉄道やバスの割引乗車券を販売すると発表した。福岡市中心部の天神、博多両エリアにある１８の商業施設で使える千円分の買い物券も付く。
西鉄とＪＲ九州と福岡都心の商業施設が連携した初の取り組み。新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動自粛で、公共交通や商業施設の利用者が減る中、回遊性の向上を目指す。
販売期間は２２日から８月２９日までの土日祝日（８月１４、１５両日は除く）。チケットは、西鉄天神大牟田線とＪＲ鹿児島線の赤間－久留米間で使える往復乗車券▽福岡市中心部で使える西鉄バスのフリー乗車券▽１８の商業施設対象の千円分の買い物券－がセットとなる。アプリでチケットを購入後、駅係員や乗務員に提示して鉄道やバスを利用する。金額は大人で１５５０～２４５０円で、通常の購入より３割程度割引になるという。
西鉄とＪＲ九州は、令和元年に輸送サービスで連携する覚書を締結し、乗客増への協業を進めている。