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家庭向けガス販売参入 ソフトバンク、関東地方で

 ソフトバンクは25日、東京電力エナジーパートナーと提携し、関東地方で家庭向けのガス販売事業に参入すると発表した。東電からガスの供給を受け、26日から販売を始める。ソフトバンクやワイモバイルの店舗で契約を受け付ける。

 ソフトバンクが販売する地域は、東京ガスが都市ガスを供給する東京都や千葉県、神奈川県など1都6県。最初の1年間はガス料金を5%割り引く。ソフトバンクやワイモバイルのスマートフォンなどを利用している場合も料金を割り引く。

 東電の担当者は「成長分野のガス販売で、ソフトバンクを通じて顧客を獲得したい」としている。東電は平成28年の電力小売り全面自由化以降、新電力との競争で顧客流出が続いており、ガスなどの新事業で利益を増やす目標を掲げている。

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