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浅草ファイブ、新たな音楽ビジネス模索 名曲を現代風にアレンジ

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浅草ファイブ、新たな音楽ビジネス模索 名曲を現代風にアレンジ

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 SHOGUNのリーダー、芳野藤丸氏や庄野真代氏ら日本の音楽界の“レジェンド”たちが集結して誕生した「悪だくみ音楽団」。活動第1弾としてプロデュースした新グループ「浅草ファイブ」が19日午後6時から、東京・浅草の老舗レコード店「ヨーロー堂」でお披露目のミニライブを開く。

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 浅草ファイブは、ベースとコーラスを担当する元ラッツ&スターの山崎廣明氏がリーダーを務める昭和ムード歌謡グループ。1981年にリリースされた豊岡一郎&グリーンアイズの名曲「浅草ナイト」を現代風にアレンジし、新曲として新春によみがえらせる。インターネットで「浅草ファイブ」を検索すると動画サイトで一部を先行試聴できる。山崎氏は「とても歌いやすい曲だから若い人にもぜひカラオケで歌ってほしい」とアピール。「地元浅草の人に応援してもらえるようなビッグなバンドにしたい。やる限りは日本有線大賞を目指すが、何か部門賞が取れたら」と語った。

 悪だくみ音楽団の団長で音楽評論家の川辺保弘氏は「CD全体の売り上げは落ちているが、団塊世代においてはセールスは好調」とみており、ヒットのツボを押えた同音楽団が、総合エンターテインメントのプロデュースから、団員オリジナル楽曲のアルバム制作やライブなどを通じて、新たな音楽ビジネスの可能性を模索していく。

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