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女性の起業意欲、経済に“新風” 育児・介護と両立 職住近接で地域活性化も

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女性の起業意欲、経済に“新風” 育児・介護と両立 職住近接で地域活性化も

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 出産を機に6割が離職する一方で、子育てや介護と両立しながら働こうと、起業を目指す女性の機運が高まりつつある。東日本大震災をきっかけに、働き方を見直す人が増えたことも影響しているようだ。職住近接で働き方もビジネスも生活に密着しているのが特徴だ。人口減少社会で縮小する経済に新たな風を吹き込む予感がある。

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 「売り上げから必要経費を引いて所得が130万円を超えると、夫の扶養から外れます」

 東京都調布市の商店街のビルの一室に15人ほどの女性が集まり、講師の説明にメモをとっている。地域に働く場をつくり、利益の一部を社会貢献事業に拠出している“非営利型株式会社”のポラリス(同市)が主催する起業講座だ。全5回で起業家や中小企業診断士らを招き、事業計画の策定から確定申告の方法、実体験の紹介など具体的な起業への道をレクチャーする。

 参加者は30~40代の女性が中心で、出産や夫の転勤など、家庭の事情で離職した人が目立つ。音楽講師にフラワーアレンジメントや織物のインストラクター、料理家もいれば起業準備中の主婦もいる。

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