国管理空港、初の営業黒字 外国人客増で26年度
更新国土交通省は1日、国が管理する27空港の平成26年度の収支試算を発表した。滑走路などの空港本体事業と、空港ビルや駐車場による関連事業を合わせた営業損益は、全体で102億円の黒字だった。比較できる10年度以降で営業黒字は初めて。前年度は46億円の赤字だった。
空港別で営業損益が黒字だったのは、新千歳、羽田、小松、広島、松山の5空港。前年度より4空港減ったが、外国人旅行者の増加を背景とした増便で着陸料収入が伸びたほか、物販も好調で、全体を押し上げた。
赤字に転じた空港は、福岡、熊本、宮崎、鹿児島。福岡は滑走路増設に向けた調査設計費などが膨らみ、ほかの3空港は老朽化や耐震対策の費用がかさんだ。
本体事業は全体で219億円の赤字だったが、赤字額は前年度の252億円より減少。黒字の空港は前年度と同様、新千歳と小松だけだった。
