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「開脚」の前に「前屈」を 柔軟性高め正しい姿勢に

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「開脚」の前に「前屈」を 柔軟性高め正しい姿勢に

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 体の柔軟性を高める体操が注目されている。軟らかい体は正しい姿勢を保ちやすく、つまずきや転倒の予防にもなる。昨年は、両脚を180度開く方法を記した解説書が100万部を超えるベストセラーに。今春は「前屈」の指南本が相次いで登場するなど、柔軟ブームが広がっている。手軽な前屈により得られる“効能”を聞いた。(村島有紀)

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 「体が硬くなると猫背になりやすく呼吸も浅くなるので、体にも脳にもよくない。前屈ができる軟らかい体は、正しく筋トレができる土台になる」と前屈の大切さを話すのは、今年4月に『どんな人でも、ペタッと前屈!』(永岡書店・1200円+税)を出したパーソナルトレーナー、谷けいじさん(31)。

 谷さんは元体操選手。五輪出場を目指したが、高校生のころ、椎間板ヘルニアによる腰痛に悩み、選手生活を一時断念しかけた。大学で科学的なトレーニング方法などを学び、介護関連施設でリハビリや運動機能の回復に携わった。

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