霧島連山・硫黄山が噴火、警戒レベル3に引き上げ 宮崎、鹿児島県境
更新19日午後3時39分ごろ、宮崎、鹿児島の県境にある霧島連山・えびの高原の硫黄山で噴火が起きた。気象庁は同日、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。
<< 下に続く >>
気象庁によると、硫黄山では2月後半、火山性地震が増加。小規模な噴火が発生する恐れがあるとして、周辺の噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)から2となっていた。
えびの高原の周辺では、同じ時期に低周波地震も増加。活発な噴気活動が確認されていた。
硫黄山は地質調査などから、1500~1700年に噴火したことがあると考えられている。