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「鳴子」を打ち鳴らし…高知の夏、よさこい祭り 65回目の夏、華やかに舞う

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「鳴子」を打ち鳴らし…高知の夏、よさこい祭り 65回目の夏、華やかに舞う

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 南国土佐を彩る夏の風物詩「よさこい祭り」が、高知市で行われている。65回目の夏を迎えた祭りには海外チーム一つを含む206組、1万8千人の踊り子が参加。市内の商店街などに設けられた会場で暑さを吹き飛ばし軽快に舞う。祭りは12日まで。

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 初日となった9日は市中心部のステージで昨年入賞した20組が踊りを披露。カラフルな衣装に身を包み木製の打楽器「鳴子」を打ち鳴らしながら満面の笑みで訪れた観客を沸かせた。

 車で9時間半かけて長野市から訪れ、踊りに参加したという会社員、丸山健さん(41)は「観客の皆さんと一緒になって楽しみ、最後までしっかりと踊りきりたい」と笑顔で話した。

 よさこい祭りは1954年、高知商工会議所などが中心となり商店街振興のために始めた。当初は民謡調の音楽に合わせて踊っていたが、ロックやサンバを取り入れるなど自由な進化を続け全国200カ所以上、26の国と地域にまで広がった。

このニュースのフォト

  • 踊り子たちが両手に持った鳴子をならしながら、市街を踊り歩いた=11日、高知市(鈴木健児撮影)
  • 高知市内15カ所に設置された演舞場、競演場では、約200チーム、1万8千人の踊り子たちが両手に持った鳴子をならしながら、市街を踊り歩いた=11日、高知市(鈴木健児撮影)
  • 土佐の夏を彩るよさこい祭りが本番2日目を迎え、盛り上がりは最高潮に=11日、高知市(鈴木健児撮影)
  • 踊り子たちが両手に持った鳴子をならしながら、市街を踊り歩いた=11日、高知市(鈴木健児撮影)

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