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早大と富山県、インターンシップで連携 事業創出へ人材育成や研修

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早大と富山県、インターンシップで連携 事業創出へ人材育成や研修

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 早稲田大学と富山県は20日から9月中旬にかけて、「富山県新規事業創造インターンシッププログラム」を実施する。北陸電力をはじめ同県内に本社を置く5社が参画、「富山県の地域イノベーション」をテーマに掲げ、企業人と学生の混成チームを結成。企業内新規事業の創造に貢献できるアイデアの創出からビジネスモデルの構築に至るまで一貫して携わっていく。

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 早大は、グローバルな観点を備え、起業家精神とリーダーシップ性に富んだ人材を輩出する目的で、「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」を導入。自治体や他大学と連携しながら、研修プログラムを随時提供している。

 富山県とは今年1月、地方創生への貢献を目的とした就職支援と人材環流に関する協定を締結しており、今回のインターンシップに発展した。

 参加企業は北陸電力に加えて、富山村田製作所(電子部品)、スギノマシン(高圧水切断装置)、CKサンエツ(精密部品)、YKKAP(建材)という地元の4メーカー。一方、学生側は15人が参加する。

 具体的にはワークショップと企業でのインターンシップによって構成。シリコンバレー発の人気講座を用意するなど、「理論に基づいた緻密な手法により、実践的に学ぶ貴重な機会とした」(研究戦略センターの島岡未来子准教授)。

 9月12~14日に開かれる2回目の研修で、最終発表が行われる。創造理工学部の高田祥三教授は「事業創造に焦点を当てた内容になっており、新しい価値を創出するモデルを作りたい」と話している。

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