ヘルスケア

双極性障害の研究に協力を 理化学研究所

 双極性障害(躁鬱(そううつ)病)の原因解明に取り組んでいる理化学研究所の加藤忠史チームリーダーらが研究への協力者を募っている。患者と両親の3人での参加が必要だ。

 この病気は、両親にはないDNA配列の変化が患者に生じて起きる場合があることが近年判明した。そこで大勢の患者と両親のDNA配列を比べてそうした変化を探し、原因遺伝子を絞り込むのが狙い。特定には約300家族の協力が要るという。

 郵送する唾液からDNAを抽出するため3人の居住地が離れていても参加可能。個々の分析結果は通知されない。「研究参加希望」と書いたメールをbipolar@brain.riken.jpに送ると、必要な情報が送られてくる。

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