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夫婦喧嘩の対処法「普段通り接する」 年収1000万円の夫はあくまでも冷静

SankeiBiz編集部
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 仕事のパフォーマンスを上げるには、家庭の安定も大事とは、よくいわれる。では、成功するビジネスパーソンは、夫婦喧嘩にどう対処しているのだろうか。夫婦関係をめぐる民間調査から興味深い実態が浮かび上がった。

 人材サービス大手、パーソルキャリアは夫婦関係をテーマに、首都圏の会社勤めの男性440人を対象にインターネット調査を実施。年収1000万円~1100万円未満の30~50代326人を「1000万円プレーヤー」、400万円~500万円未満の20~40代114人を「平均年収層」とみなし、回答をまとめて比較した。

 「夫婦円満」は8割以上

 1000万円プレーヤーと平均年収層の男性それぞれに夫婦関係について聞いたところ、「円満だと思う」と回答した人は1000万円プレーヤーが83.3%、平均年収層が88.7%と、いずれも8割以上に達した。年収に関係なく、圧倒的多数の男性が夫婦関係は円満だと思っていることが分かる。

 夫婦円満の秘訣は何か。1000万円プレーヤー、平均年収層の男性ともに最も多かったのは「相手の話を聞くこと」という回答で、1000万円プレーヤーは77.5%、平均年収層は74.5%だった。一方、「家事を分担すること」は1000万円プレーヤーが34.7%、平均年収層が51.8%で、「スキンシップを増やすこと」は1000万円プレーヤーが19.3%、平均年収層が31.7%と、いずれも平均年収層に多い傾向がみられた。反対に「お金を稼ぐこと」は1000万円プレーヤーが25.4%で平均年収層の19.4%を上回った

 「時が過ぎるのを待つ」が最多

 夫婦喧嘩した際の対処法はどうか。最も多かったのは1000万円プレーヤー、平均年収層の男性とも「時が過ぎるのを待つ」で、1000万円プレーヤーが47.0%、平均年収層が42.8%だった。これに対し、違いが鮮明になったのは、「普段通りに接する」との回答。1000万円プレーヤー(21.6%)が平均年収層(8.7%)の2倍以上にも上った。このほか、「謝る」は1000万円プレーヤーが34.6%、平均年収層が38.5%、「話し合う」は1000万円プレーヤーが22.3%、平均年収層が36.5%、「スキンシップをとる」は1000万円プレーヤーが5.0%、平均年収層が11.9%と、いずれも平均年収層が多かった。

 パーソルキャリアは今年3月、日本初のハイクラス人材向けのキャリアプラットフォーム「iX(アイエックス)」を開設。ハイクラス層のさまざまな実態や特長を探る調査を実施している。今回の調査もその一環だ。

 同社の清水宏昭iX統括編集長は、夫婦喧嘩の対処法で「普段通り接する」と回答した人が1000万円プレーヤーで平均年収層の2倍以上になったことについて「ビジネスでは状況を的確に見極める冷静さは欠かせません。1000万円プレーヤーは、職場で多くの部下と向き合い、さまざまな問題を解決していくことが求められます。最近ではマネジメントにコーチングの手法を取り入れることも増えつつあり、仕事で身に付けたスキルを普段から家族との関係にも活かしているため、仲直りに特別な行動を取らない傾向が高いのかもしれません」と指摘している。

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SankeiBiz編集部 SankeiBiz編集部員
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