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10日から観客動員方針に「変更なし」 プロ野球とJリーグのコロナ連絡会議

 プロ野球とJリーグが連携し、新型コロナウイルスへの対応を検討する「対策連絡会議」の第11回会議が6日、オンライン会議で開かれ、現在の感染状況などを協議した。10日から5千人を上限に観客を入れる方針に変更はなく、感染症に詳しい専門家チームの座長を務める東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「感染状況を見ながらにはなるが、経済活動をしながらリスクコントロールをすることも必要」と述べた。

 政府は、観客を入れたスポーツイベントの開催について「7月10日以降は5千人、または観客収容率50%の少ない方を上限とする」との指針を示している。また、指針では8月1日をめどに収容人数の50%以内の観客を入れることが可能になるが、今後の感染状況の推移を見ながら7月20日前後に判断する。プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「今のところ50%以内というラインは崩れていないと理解している。早い段階で内閣府へ確認をしたい」と述べた。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、プロ野球は約3カ月遅れの6月19日に開幕し、Jリーグも同27日から段階的に各リーグ戦を再開。プロ野球とJリーグはともに7月10日から観客を入れる方針を決めていた。

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