ヘルスケア

接触確認アプリまた不具合 陽性登録の番号発行を停止

 厚生労働省は10日、新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性をスマートフォンに通知する「接触確認アプリ」で不具合が起きたため、検査で陽性となった人が登録するために使う「処理番号」の発行を11日から停止すると発表した。接触した可能性がある人への通知も止まる。修正して、来週中の運用再開を目指す。

 アプリは、利用者同士が1メートル以内に15分以上いたら接触したとみなされ、情報がスマホに記録される。利用者が検査で陽性となってアプリで申告すると処理番号が届き、入力して登録すれば、過去2週間以内に接触した利用者のスマホに通知が送られる。

 厚労省によると、陽性となって登録しようとしてもできない不具合が見つかった。処理番号の発行は止まるが、利用者同士の接触はスマホに記録され続ける。

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