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文化祭、運動会…秋の学校行事、コロナ禍で相次ぐ中止

 新型コロナウイルスの感染拡大長期化に伴い、多くの高校や小中学校で、秋の恒例行事である文化祭や運動会・体育祭の中止が相次いでいる。開催を決めた学校も外部の人の観覧などを制限するケースが多く、動画投稿サイトで生徒のパフォーマンスを発表する代替策を模索する学校もある。

 埼玉県では、多くの県立高校で9月中旬ごろから文化祭が行われる。

 しかし、今年は、「生徒が密集して長時間活動することになる」状況の回避を理由に、県教育委員会が中止や規模縮小を促した。このため多くの高校は、生徒や保護者以外も訪れることができる従来の文化祭は中止し、代わりに生徒だけが参加する発表会などを開くことにしている。

 県立浦和第一女子高(さいたま市浦和区)の文化祭は、毎年約8千人もの外部観覧者が訪れる一大イベントだが、今年は開催を見送り、校内限定で部活動の成果を披露する「学習成果発表会」を行った。

 一方、オンラインでの発表の場を模索するのは、音楽科や舞台芸術科などを擁する県立芸術総合高(所沢市)だ。声楽や器楽、ダンスなどの発表を収録した動画を制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開することを予定している。

 運動会や体育祭も大きく様相が変わりそうだ。さいたま市では、市立小中学校のうち開催を決めた学校は約6割の93校にとどまり、実施する学校でも保護者の観覧は認めない。

 さらに、川口市では全ての市立小中学校が運動会・体育祭の中止を決めた。感染拡大防止に加え、長期の休校に伴う学習の遅れを取り戻す狙いもあるといい、市教委の担当者は「運動会を行うとなると長い練習時間が必要になる」と説明している。

(内田優作)

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