ヘルスケア

世界の新型コロナ死者、100万人超す 米大学集計

 【ワシントン=住井亨介、ロンドン=板東和正】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による世界全体の死者が29日、100万人を超えた。感染者数は3300万人超。米国や欧州で再び感染が拡大する傾向がみられるほか、インドで感染者が急増している。

 中国で初の死者が出てから4月上旬に死者数が10万人となるまでに約3カ月かかった。それ以降は2~3週間ごとに10万人増える状況が続き、沈静化する気配はない。

 国別の死者数は米国が約20万5千人で最多。ブラジル約14万2千人、インド約9万6千人、メキシコ約7万6千人、英国約4万2千人と続く。上位4カ国で世界全体の死者数の約半分を占めている。

 米国は累計の感染者数も約712万人と最も多い。米国は7月中旬以降、1日当たりの新規感染者は減少傾向にあったが、9月に入って再び増加傾向にある。学校の新学期が始まり、対面で接触する機会が増えたことなどから感染者が増加しているものとみられる。

 欧州でも夏のバカンスシーズン(6月から9月上旬)を終えたころから感染者が再び増加。インドは28日、感染者数が600万人を超えたと発表。9月に入り、1日当たりの新規感染者が8万人~9万人を超える日が続き、米国のピーク時(7万人前後)を上回る勢いで感染が拡大している。

 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は25日にジュネーブで行われた記者会見で、世界全体の死者数が今後、200万人に達する可能性があるとの見方を示している。

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