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軽井沢のスキー場がオープン 長野で一番乗り

 長野県内の先陣を切って軽井沢プリンスホテルスキー場(軽井沢町)が3日、オープンした。新型コロナウイルスが終息していない中、感染防止対策を施して例年通りの日に開業。待ち望んでいたスキーヤー、スノーボーダーが駆け付け、リフト券売り場には行列ができ、乗り場は10分以上待つなど盛況となった。

 スキー場では体温37・5度以上の人の入場を制限し、マスク着用を義務付ける。室内のレストランは客席を7割程度に抑え、屋外のキッチンカーを倍増。リフトは規制しておらず、12月中旬ごろから運行する囲いのあるタイプは規制する可能性があるという。

 「開業の延期も検討したが、楽しみにしているという声が多かった。お客さまのフラストレーションを解消してあげたい」。同スキー場支配人の大塚裕司さん(50)は、スキーヤーらとの共存共栄を強調。今後も来場者の意見を聞きながら対策を柔軟に変えていくと話す。

 子供からの感染拡大も心配されるが、12月12日にオープン予定の子供用スキースクールは、運営するパンダルマン(名古屋市)が距離を取りながら教えられる道具を用いて感染防止に努める。

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