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【勿忘草】「妊活」成功に万歳

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【勿忘草】「妊活」成功に万歳

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 うれしいニュースが飛び込んできた。女性お笑いトリオの一人、森三中(もりさんちゅ)の大島美幸さん(35)が22日、第1子となる元気な男の子を出産したという話題だ。大島さんといえば、森三中の中でも“汚れ役”が多いお笑い芸人で、体重は80キロを超え、ガッツ石松さんや元横綱の朝青龍(あさしょうりゅう)に似ていると言われる不美人だ。大島さんは昨年から妊活を理由に芸能活動を休止。年齢も同じだった私は、ひそかに応援していた。

 そもそも大島さんといえば、夫で放送作家の鈴木おさむさんが2人の結婚生活を赤裸々につづったエッセー「ブスの瞳に恋してる」(後にドラマ化)で、一躍有名になった。

 絶世の美女を取っ替え引っ替えしていたという鈴木さんが最終的に人生の伴侶に選んだのは、面白さとリアクション、そして優しさだったら誰にも負けない大島さんだった。このドラマが話題になった約10年前といえば、モデルで非の打ち所がない美人である蝦原友里(えびはら・ゆり)さんがもてはやされ、“えびちゃんブーム”に沸いた時代だったが、ドラマの中でも、蝦原さん演じる恋敵から大島さん役の女性が、鈴木おさむさん役の男性を奪うという設定になっていた。同じ不美人として、大島さん夫妻からはたくさんの勇気と自信をもらったものだ。

 そんな親近感のある大島さんが、昨年1月に妊活を発表。妊活はそもそも、ジャーナリストで大学講師の白河桃子さんが提唱したとされるが、大島さん夫婦の発表もこの言葉を世の中に広めるきっかけになった。大島さんは、女性芸人の中でも特に体を張った仕事が多いタレントだったため、ストレスも多く、休業に踏み切ったという。私は妊活の経験がないが、想像を絶するつらさを鈴木さんのつづるブログでも知ることができた。だからこそ、今回ほどうれしいことはない。

 体を張った芸だけではなく、人生そのものをネタとして提供してしまう大島さん。これからも、多くの婚活・妊活女性を励ます広告塔として活躍してもらいたい。(今泉有美子/SANKEI EXPRESS

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