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【勝つための食育 管理栄養士・大前恵】大谷翔平選手のビュッフェ皿 理想的!

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【勝つための食育 管理栄養士・大前恵】大谷翔平選手のビュッフェ皿 理想的!

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 大切な乳製品とフルーツ

 パプリカは「ビタミンCが多く、風邪の予防に効果的です」。山芋は「免疫力がアップします」。今回の遠征では、選手たちが何気なく口にする食材に、ワンポイントで効能を記すことにしました。

 食事は選手たちにとって、リラックスできる時間でもあるので、あまりおせっかいなことは遠慮するつもりだったのですが、代表の稲葉篤紀(あつのり)コーチからも提案いただき、選手たちの意識付けになるのならと始めたのです。

 昨年の日米野球以来の再会となったヤクルトの山田哲人選手は、そのときの乳製品とフルーツについてのアドバイスを守ってくれていました。「朝と晩の食事にヨーグルトを食べると、1日にカルシウムを400ミリグラム摂取でき、10日間で4000ミリグラムになるよ。積み重ねることで、免疫力がアップし、足がつりにくくなり、けがの防止にもつながるよ」などと伝えたのですが、彼のお皿にはしっかりと乳製品とフルーツが乗っていました。

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  • 管理栄養士、大前恵(おおまえ・けい)さん=2015年6月15日(明治提供)

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